設計監理・施工：夢工場
ご主人の大きな懐の元に奥様との打ち合わせが主になりました、プランは家相の考えを主に収納量を多く確保しました、お子様も３人いて、奥様のお仕事の両立は大変そうと感じなんとかプランに生かせるように努めました。
金沢市郊外の、山の斜面を造成した敷地です。風致地区、伝統環境保存区域、斜面緑地保全区域に指定されレいるため、日本瓦葺きで、落ち着いた雰囲気の外観にしています。大屋根から飛び出したロフトの越屋根が外観のアクセントになっています。夏は、1階から吹抜を経由して越屋根まで風が通り抜けます。
薪ストーブのあるリビングです。リズミカルな梁が空間に力強さを出しています。床はサワラ材のフローリング、壁はしっくい塗、天井は土佐和紙貼りです。堀こたつの使わないときは収納できるようになっています。
大谷石で囲まれた、薪ストーブコーナー。吹抜を通して、家中に暖かさが伝わります。3人兄弟のお子さんも、どこにいても気配を感じることができます。
リビングに連続した和室は、一段床レベルを上げ、段差部分を床下収納の引出を設けています。子供たちのおもちゃなど、すぐに片付けることができます。引出の前板は、杉の一枚板を使って木目が連続するようにしました。
和室には地窓を設け吊押入れで収納も確保しています。
2階の書斎コーナーに本棚を設けて、家族共有のスペースになっています。吹抜を通して、1階のリビングに繋がっています。
子供部屋と寝室の間にある吹抜にはブリッジが架け渡され、回遊性のあるプランになっています。ブリッジ横の小さなスペースは、洗濯物干し場として利用しています。
